上場企業の2016年4〜6月期、270社が最高益を更新したそうです。
2016年8月11日の日経新聞、朝刊が伝えています。
減益決算の企業が多い中、すごいですね。
上場企業の2016年4〜6月期、270社が最高益を更新
4〜6月期決算を発表した1500社強を集計したところ、274社が形状最高益を更新しているそうです。
建設や鉄道、食品などが多いそうです。
建設関係は、わかりますね。人手不足ということもあるようですし、東京オリンピックまでは、好調なのではないでしょうか。
食品も多いのでしょうか。
カルビーはフルグラが好調
カルビーは、フルグラの塩分の少なさを訴求したところ、高血圧に悩む高齢者の購入が増えたそうです。
こういう需要もあるのですね。やはり、健康につながる食品は気になりますよね。
食品は食べないというわけにはいかないですよね。
その中でも、健康に良いということなら、アピールできるというのはあるのでしょう。
日立物流はAIを活用
日立物流は、人工知能(AI)を活用して、作業員の動線を見直して、業務効率を改善して、利益を伸ばしたそうです。
こういうことに、AIを活用できるという良い事例ですね。
AIの脅威論もありますが、こういうことに活用するというのは、今の段階では有効なのでしょうね。
東レは商品力をアップ
東レは、リチウムイオン電池を軽量・大容量化できる部材を開発したり、紙おむつ用の不織布の肌触りを改良するなどして、商品力をアップしたことで、販売と採算を伸ばしたそうです。
アイデア・技術で商品を改良して、売上・利益を伸ばす。
こういうこともまだできるということでしょう。
上場企業6割が減益の中で
上場企業6割が減益ということでした。円高で、なかなか厳しいところがあるのだろうと思います。


そんな中でも、工夫して、売上や利益を増やしている企業がある。最高益を更新している企業もあるということですね。
環境はいまいち良くないかもしれませんが、そんな中でも、できることはあるのでしょう。頭などを使って、工夫したいものですね。