中国企業の海外M&A過去最高更新、2016年半年で前年を超す

中国企業の海外M&Aが過去最高だそうです。

2016年の1〜6月の半年で、過去最高だった前年2015年を超しているということです。

上海

中国企業の海外M&A過去最高更新、半年で前年を超す

中国企業の2016年1〜6月期の海外M&Aが、総額1225億ドル(約12兆4000億円)で、過去最高の2015年を半年で上回っているということです。
交渉中も含むようですが。

世界の20.7%を締めて、ドイツやアメリカを上回っているということです。
買収攻勢を強めているようですね。

幅広い業界で買収

買収分野も、ハイテクや医療、小売業などに拡大しているとのこと。

家電量販最大手の蘇寧雲商集団が、インテル・ミラノを買収するということもありましたね。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060600693&g=scr

蘇寧集団傘下の蘇寧体育産業集団が2億7000万ユーロ(約330億円)で70%の株式を取得するということです。

ACミランを中国の投資家が買収するという話もあるようです。

LeEco、米TVメーカーVizioを20億ドルで買収

動画配信大手のLeEcoが、アメリカのテレビメーカーVizioを20億ドルで買収するということです。

http://jp.techcrunch.com/2016/07/31/20160726leeco/

動画配信大手が、テレビメーカーを買収だそうです。テレビに動画配信を組み込むといったことを目指しているようですね。

ハイアールがGEの家電事業を買収

ハイアールがGEの家電事業を買収ということで、56億ドルで買収するということですね。

http://jp.wsj.com/articles/SB12053837977855664124504581481563920962944

アメリカの家電事業を強化したいということなのでしょう。

当初予定していた売却額を上回っているということです。

高値づかみの懸念

かなり攻勢をしているというのがわかります。ただ、高値づかみの懸念もあるとのこと。

そういうのはあるのかもしれませんね。しかし、買えるときに買っておくというのはあるでしょう。そこまで異分野ということでもないようですし。

相乗効果なども期待できる分野で買収をしているのではないでしょうか。

中国市場から世界へ

中国市場から世界へ打って出るために、買収、M&Aという手を使っているということなのでしょうね。

「お金がある」ならゼロから作るより、買収で儲けたほうがうまくいくなら、儲けられるでしょう。どういう企業を買収すると良いかということはあると思いますが、M&Aという戦略を採っているということがわかります。

日本企業も、全体としての額(2015年はM&A金額(円ベース)が初めて10兆円を上回ったようです)は、他国に比べると多くはないのでしょうけれど、戦略として増えてはいるようです。

金額よりもどこを買うか

金額よりも、将来的に成長する企業を買えるかどうかなのでしょうね。
ここを目利きとして判断できて、「お金がある」なら、買ってしまったほうが速いというのはありますよね。
もちろん、その企業の舵取りを誤らないで、強みを伸ばせるようにしていくというのもあるでしょう。

成長と舵取りがうまくできるなら、買収も一つの成長戦略なのですよね。