働き方改革?経済対策の目玉?

財務省と厚生労働省が、経済対策の目玉として、「働き方改革」を考えているそうです。

その原案が、日経新聞2016年7月15日(金)の朝刊に取り上げられていました。

働く人

働き方改革?

検討課題

「働き方改革」の検討課題は以下のようなことだそうです。

長時間労働 一部の業種に残業時間の上限を導入
同一労働同一賃金 非正規社員の給与水準を正規社員の8割に引き上げ
最低賃金 20円引き上げ
130万円の壁 補助金を拡充
解雇の金銭解決制度 検討を加速
雇用保険料 保険料率を引き下げ
育児休業 給付金の期間を延長

たしかに、方向性というのは、間違ってはいないような気がしますが。

長時間労働

一部の業種に残業時間の上限を導入するそうです。

まあ、長時間労働よりは、短時間で効率を上げられると良いですよね。

同一労働同一賃金

非正規社員の給与水準を正規社員の8割に引き上げ。

現状どうなのかわかりませんが、8割に改善されるなら良いとは思います。もっと改善されると良いのでしょうね。

最低賃金

20円引き上げ。

これも、もっと上げられると良いですよね。とは言え、儲からないと賃金は上げられないようにも思います。
むしろ、儲かることが先のようにも思いますね。

これは、経済対策を行うということなので、そこ次第なのでしょう。

130万円の壁

補助金を拡充。これは、補助金を拡充するよりも、課税最低額を150万円にあげたら良いのではないでしょうか。
保険料などが20万円ぐらいかかるようなので、その分を増やせるということなら、働く人が増えたり、労働時間を増やしたりするのではないかと思いますが。

解雇の金銭解決制度

検討を加速だそうです。これは、お金で解決したいという人にはうれしいでしょうから、早期に実現したら良いと思います。

雇用保険料

保険料率を引き下げるそうです。負担が減るのは良いですよね。消費が増えることが狙いのようですが、そこまで増える額でもないように思えますが。

育児休業

育児休業を、1年半から2年に延長するということのようです。
給付金の期間を延長するようです。

これも、子育てを楽にという意味で良いですね。

働き方?

基本的な方向は悪く無いというか、良いのだろうと思います。あとは量的なものが気になるところです。

ただ、これは、働き方なのでしょうか?

たしかに労働に関わることだと思います。
しかし、働き方と言われると、若干違和感がありますね。

この中だと、長時間労働、育児休業ぐらいが、「働き方」のように思いますが、他は、労働条件とか給料の話なのではないでしょうか。

名前が合っていないのかもしれませんね。
労働条件改革。

こんな名称なら、もっと内容と合っているのではないでしょうか。

働き方改革なら

もしくは、「働き方改革」というのなら、実際の作業をどうするかとか、仕事の効率アップをどうするかといったことを考えてみると良いのではないでしょうか。

具体的にどうするか、というのはあると思いますが、名称と中身があまり合っていないですよね。

労働時間を短くする?

また、労働時間を短くするというのも良いとは思います。ただ、生産性なり効率が上がらないなら、あまり意味がないというか、仕事を家に持って帰ってやっていたら意味がないですよね。
というか、残業代がもらえないということで、改悪になってしまいます。

「働き方改革」って、やっぱり名前が良くないですよね。

儲け方を変える

結局、働き方を改革するとしたら、仕事自体のやり方というか、儲け方を変えないとできないようにも思えますよね。
わかりやすく言ってしまえば、今の半分の時間で働くとしたら、その時間で今と同じ稼ぎをできるようにすることが必要で、それは、同じものを作っていたり売っていて、できるのか。
そういうことがあると思います。

単に、労働時間を短くするという話ではないですよね。どこに資源や時間を投入すると、より儲けられるのかという話でもあるでしょう。

儲け方の話を外してしまうと、なかなか「働き方改革」は進まないかもしれませんね。

さらに思うのは、経済対策の目玉がこれなんでしょうか。どうなんでしょうね。これだけで十分とはさすがに考えていないと思いますが、これが目玉だと厳しい感じですね。

このあたりは、もう少し考えたほうが良いのではないかと思います。もう少し考えたいですね。